ロシア語の電話会話の模範と現実
教科書にのっている表現
“Повисите на линии”(パヴィシーチェ ナ リーニイ Povisite na linii)または“Побудьте на линии”(パブーッチェ ナ リーニイ Pobud’te na linii)「(電話を切らずに)しばらくお待ちください」は、通常、別の電話を受けている時に相手に待つよう頼む表現。
“Вас плохо слышно”(ヴァース プローハ スルィシナ Vas ploho slyshno)「よく聞き取れません」は、通信状態が悪くて相手の声を聞き取りにくい時に使う表現。
ロシア人が実際に使う表現
“Вы пропадаете”(ヴィ プラパダーエチェ Vy propadaete)「あなた消えてる(声が途切れてる)」は、通信状態が悪くて相手の声を聞き取りにくい時の砕けた言い方。
“Это не телефонный разговор”(エータ ニェ テレフォーンヌイ ラズガヴォール Eto ne telefonnyi razgovor)「これは電話の会話じゃない」は、電話で話すには重要過ぎる話またはプライベートすぎる話であることを伝える、ロシアで一般的な言い方。言えないのか、会って話す必要があるのか。いずれにせよ、ロシア人と電話で話すと、この表現を聞くことがあるだろう。