零戦初空戦に参加! 101歳となった歴戦搭乗員の波瀾万丈の半生
零戦――零式艦上戦闘機。昭和15(1940)年の制式採用から太平洋戦争劈頭まではほぼ無敵を誇るが、ミッドウェイ海戦以降は米軍の物量に押され形勢は逆転、終戦間際には爆弾を抱いて敵艦に突っ込む特攻機となった、日本航空史上、最も多く生産された航空機である。
78年前、その初空戦に参加した搭乗員が、今年102歳の誕生日を迎える。大正に生まれ、昭和、平成を生き抜き、今、新たな時代を迎えようとしている男は、1世紀を超える人生の中で何を見てきたのか。