格差に絶望する前に、あなたが持つ「もうひとつの資本」を活かせ
経済格差はAIの進化により今後ますます拡大するとの予想が圧倒的多数だ。AIによる「仕事消滅」で労働をベースにした「人的資本」のリターンは激減していき、多くの人が新下流層に沈む。しかし、人はもうひとつの資本を持っている。しかもそれは活かされることがほとんどない。活かされれば新下流層への転落を防ぐことができるというのに。ベストセラー『仕事消滅』の著者・鈴木貴博氏の新刊『格差と階級の未来 超富裕層と新下流層しかいなくなる世界の生き抜き方』(講談社+α新書)から、鈴木氏が唱える「ふたつの資本」の考え方をご紹介しよう。