おもてなしの切り札「通訳案内士」 規制緩和も質課題
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訪日外国人客(インバウンド)が増加する中、通訳を通じて旅行のサポートをしたり、観光地や文化を案内したりする「通訳案内士」に注目が集まっている。「東京五輪までに外国人客4千万人」を目指す政府は、インバウンドへのおもてなしの切り札として、国家資格がなくてもガイドができるよう法改正を行うなど拡大に躍起だが、最近は悪質な無資格ガイドも出現。関係者からは「数だけでなく、質を担保できなければ意味がない」と指摘する声も上がっている。