損保ジャパン、自動運転で出資
損保ジャパン日本興亜は4日、自動運転のソフトウエアを手掛けるベンチャー企業、ティアフォー(名古屋市)と資本提携したと発表した。公共交通が十分でない中山間地域での実証実験を見据え、実験の主体となる自治体に対し、コールセンターからの遠隔監視や保険の営業を年内に始める。損保ジャパンは、ヤマハ発動機、KDDIなど計5社で第三者割当増資を引き受けた。出資額は計80億円程度とみられる。損保ジャパンの出資額は最も大きく、取締役1人を派遣する。ティアフォーは2017年12月、一般公道での無人の自動運転に成功している。