台湾・総統選、中国との距離感が争点 蔡氏VS親中候補
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【台北=田中靖人】台湾で来年1月に行われる総統選は野党、中国国民党の候補が韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長(62)に決まり、二大政党の候補が出そろった。再選を目指す与党、民主進歩党の蔡英文総統(62)は中国の圧力に対抗する姿勢を強めており、親中色の強い韓氏との間で中国との距離感が大きな争点になるとみられる。一方、無所属の柯文哲(か・ぶんてつ)台北市長(59)は蔡、韓両氏の対立の隙間を狙い出馬の構えをみせている。