関電説明、納得できず…政府・株主の追及不可避 金品受領問題
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関西電力の役員らが関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受領していた問題をめぐり、経営トップの進退を含めた政府や株主の追及は不可避の情勢となってきた。関電の岩根茂樹社長(66)は27日の会見で、「不適切だが、違法性はない」と主張したものの、積極的な情報開示を拒んだことで、関係者の関電への疑念は膨らむばかり。関電は報告書の一部を開示する方針を固めたが、十分な説明ができるかどうかは不透明だ。