撃沈された軍艦から大海に放り出された乗組員たち「奇跡の生還劇」!
第二次大戦中、太平洋上で米潜水艦の魚雷攻撃で撃沈された日本の軍艦から、約200人の乗組員が大海原へ放り出された。彼らは、カッターと呼ばれる小さな木造ボート3隻に分乗し13日間必死で漕ぎ続けて、600km近く離れた自軍陣地の島までたどり着いた。
彼らの手にあったのはわずかな食糧とスコールの水だけという厳しい条件のなかで成し遂げられた奇跡の生還劇。生還者のひとりによれば、この偉業は、26歳の若き青年将校が発揮した卓越したリーダーシップによって成し遂げられたという。