新型肺炎の症状は「SARSと少し異なる」
中国新聞社によると、中国工程院院士の鍾南山氏はこのほど、新型肺炎患者の遺体解剖に関する状況について、「症状は重症急性呼吸器症候群(SARS)と少し異なっている」と明らかにした。鍾氏は「われわれが想像していたような深刻な線維(せんい)化では決してない。見たところ一部の肺胞がまだ存在している。しかし炎症がひどく、大量の粘液がある。さらなる解剖がこの病気の特徴を知る上での助けになる。同時に、患者の気道を(確保して呼吸を)スムーズにすることに特に留意しなければならない」と表明した。