ポストコロナの光は「免疫記憶」にあり!
コロナ禍に突入して半年が経過した2020年10月現在、誰もが新型コロナウイルスに恒常的警戒をしながら生きていくしかないと思い始めている。待たれるのは特効薬とワクチンだ。それらが完成し、世界に行き渡れば、インフルエンザと同等の警戒だけで事足りるようになるはずだ。そもそも、天然痘のような「1回かかれば二度目はない(ワクチンも一生に一度の)感染症」とインフルエンザみたいな「毎年のようにかかってしまう(毎年ワクチンが必要な)感染症」があるのはなぜなのだろう。どうやら、この違いには「免疫記憶」というものが関係しているらしい。免疫記憶ってなんだろう? 今回は大阪大学免疫学フロンティアセンターに行って、聞いてきました!