岸田政権、北京五輪の「政府関係者の派遣見送り」のウラ側で起きていたこと
松野博一官房長官は24日の記者会見で、来年2月からの北京冬季五輪・パラリンピックに、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、日本パラリンピック委員会の森和之会長がそれぞれ出席すると発表した。米国が12月6日、政府高官らを派遣しない考えを表明。直後の7日、岸田文雄首相は「わが国の外交にとっての意義等を総合的に勘案し、国益の観点から自ら判断していきたい」と語っていた。それから2週間余りの間、何があったのか。