いま踏切のどこに?警報鳴っても分からない視覚障害者の安全は
0
「踏切の音が鳴っていても、自分が遮断機の中にいるのか外にいるのか分からないことがある」おととし静岡県三島市で、視覚障害のある男性が踏切の中で列車にはねられて死亡する事故が起きました。そのとき、男性は危険な場所に立っている自覚がなかった可能性があるとみられています。事故防止のカギは、視覚障害者を安全に誘導するための点字ブロックの設置です。男性の事故から2年、国土交通省は点字ブロックなどの誘導表示の設置基準を作るための実験を始めました。