Новости за 23.08.2023

かつて「一億総中流社会」と言われた日本。しかし、日本の中間層は確実に貧しくなっている。「中流」の象徴と考えられている「正社員」の小沢さん（仮名・都内在住・55歳）は、思いもしなかった「老後の不安」に直面している。

不動産の売買ではさまざまな手数料がかかり、一体何にどの費用が使われているのか、など把握するのは難しい。それゆえに「〇〇にかかる費用です」と言われてしまえば何の疑いもなく支払ってしまう。相手に専門知識がないことをいいことに不動産会社は、違法を犯して、または違法スレスレでお客を騙しに来る。今回は合法となってしまうパターンを紹介する。

家父長制社会が抑圧し、排除し、後景化してきた〈魔女〉。それはただ、自立と自由を求めて飛び立とうとしている女性たちでした。アニメ『水星の魔女』を中心に〈魔女〉文学を読み解いた、英文学者の小川公代さんによる連載評論「翔ぶ女たち」をお届けします。

サウジアラビアがスポーツ界を揺るがしている。巨額のオイルマネーを投じ、海外の有力選手を自国に続々と引き入れているのだ。特に顕著なのが、サッカーだ。直近では、8月15日に国内の強豪「アル・ヒラル」が254億円という年俸でブラジル代表のスター、ネイマールを獲得したことを発表した。

「存在への問い」を掲げ、時代からは超然とした哲学者と見なされることの多いハイデガーですが、その問題意識は彼が生きた大戦間期ドイツという時代に深く根ざしたものでした。悪名高い「ナチス加担」も、傲り高ぶる「近代知性」への根源的批判を動機としていたのです。講談社現代新書『ハイデガーの哲学』を上梓した轟孝夫氏が、ハイデガー哲学の核心に迫ります。

ハイデガーがナチスに加担したのは、大学を「真に開かれた」学問の場へと変革するためでした。そのために、同じく「フォルク」を改革のキーワードとして掲げたナチスに可能性を見出すことになったのです。むろんナチスにそのような高邁な哲学的など期待できないことを、当時のハイデガーは知る由もありませんでしたが･･･。『ハイデガーの哲学』を上梓した轟孝夫氏が、ハイデガー「ナチス加担」問題の本質に迫ります

あっと驚く面白さ。誰でも理解できる爽快さ…。アメリカの大学で長く物理学の人気教授として活躍してきた山田克哉さんの「白熱講義」から生まれた、ブルーバックスを代表する人気企画「からくりシリーズ」。「弱すぎる重力」はなぜ、宇宙を支配する力になりえたのか？　万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす『重力のからくり』から、その読みどころをご紹介します。今回は、万有引力の発見から、物理学の最前線で探求されている問題までを概観します。

ナチスの驥尾（きび）に付しての大学改革というハイデガーのもくろみは、わずか1年ほどで頓挫します。ナチスが彼の理想とは似ても似つかぬ集団であることに、ようやく気づくことになったのです。とは言えこの挫折によっても、彼の思想の核心が揺らぐことはありませんでした。では、終生、彼がこだわり続けたものとは何だったのか？

近年、日々のお小遣いでアート作品を買い続ける「サラリーマンコレクター」が注目されている。そのきっかけとなったのが映画「ハーブ&ドロシー」だ。彼らは、ニューヨークのコレクター夫婦で、小さなアパートに住みながら慎ましい生活を送り、現代アートの傑作を約30年かけて集めた。この伝説は、日本の「サラリーマンコレクター」に大きな夢を与えた。「ハーブ&ドロシー」は、今となっては知らない人はいないほど有名な存在で、憧れの的となっている。マーケットは存在しないと言われた日本の中でもじわじわ、アートを集める人が増えているのだ。

新書『「山上徹也」とは何者だったのか』（講談社＋α新書）を刊行してからひと月となる。好意的な評価の一方、ネット上では「鈴木エイトが山上徹也を教唆した」などといった言説を唱える人も少なからず散見された。様々な反応があったなかから、私にとって特筆すべきこととしてある人物からのコンタクトを挙げたい。

全国の約300店の書店で、9月13日まで「スマホで打ち上げよう。本屋であなただけの手のひら花火」が開催されている。

8月18日の昼（日本時間19日未明）、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドで、日米韓首脳会談が開かれた…

ガソリンの小売価格が1リットルあたり180円を突破した。このままでは1リットルあたり200円に到達する可能性も十分にある。政府は1年半にわたってガソリン代の補助を行ってきたが、9月末で終了の予定だ。このままガソリン価格の高騰を放置するのか、補助を再開するのか、あるいはガソリン税のトリガー条項を発動するのか岸田政権は8月22日、期限の延長について検討に入ったと報じられている。

名門・平安女学院（京都市）で、理事長や学院長を長年務めていた山岡景一郎氏（92歳）が今年4月2日付で突如、辞任に追い込まれた。

かつて乱開発され、今は誰も住まない、買わない荒れ果てた分譲地を「限界ニュータウン」と名づけ、妻と実際に住みながらその現状を情報発信し続ける吉川祐介さん。吉川さんの動画チャンネル「資産価値ZERO -限界ニュータウン探訪記-」は登録者数13.5万人の人気ぶり、著書『限界ニュータウン』も版を重ねている。吉川さんはなぜこうした活動を始めたのか。（前編）

北海道の標茶町、厚岸町で牛66頭を襲ってきた最凶ヒグマ「OSO18」がついに駆除されたことがわかった。OSO18が捕獲されたのは、7月30日午前5時ごろ。場所は釧路町仙鳳趾村オタクパウシの牧草地だ。

雑木林や空き地ばかりの土地にぽつりぽつりと建つ空き家、陥没した私道……かつて乱開発され、今は誰も住まない、買わない、そんな分譲地を「限界ニュータウン」と名づけ、妻とともに実際に住みながら、その現状を綿密に調査し、ブログや動画で情報発信を続ける吉川祐介さん。吉川さんはなぜこうした活動を続けるのか。（後編）

根本的な課題を抱えたままインフレに圧され、先が見通せなくなっているショッピングセンター業界。テナントチェーンはどう付き合えばよいのだろうか。

ChatGPTをはじめとする生成AIがビジネスの世界で大きな注目を集めている。企業は“AI人材”をどう育成していけばいいのか？ 第一歩として自社が求めるAI人材のビジョンを具体的に描くことが大切──そう唱えるのは、関西学院大学が提供する「AI活用人材育成プログラム」の責任者を務める巳波弘佳教授（同大学副学長）だ。AI時代のビジネスパーソンにはどのようなスキル、能力が必要なのか。企業はどう育成していけばよいのか。詳しい話を聞いた。