Новости за 13.02.2021

日本道路交通情報センターによりますと、地震の影響で、高速道路は午前0時20分現在、通行止めとなっている区間があります。▼常磐道は水戸インターチェンジと宮城県の亘理インターチェンジの間の上下線、▼東北道は栃木県の西那須野塩原インターチェンジと岩手県の平泉前沢インターチェンジの間の上下線、▼磐越道は福島県のいわきジャンクションと会津若松インターチェンジの間の上下線、▼山形道は宮城県の村田ジャンクションと山形県の寒河江インターチェンジの間の上下線、▼東北中央道の一部区間です。いずれも地震に伴う安全点検のためだということです。

東京電力によりますと福島県にある廃炉準備中の福島第二原発1号機で使用済み核燃料を保管するプールの水、およそ160ミリリットルがプール横の溝に漏れ出してたまっているのをパトロールで見つけたということです。

SNSには福島県の二本松市や郡山市などにまたがる安達太良山で地震発生直後に撮影された写真が投稿され、道路が大きく陥没しているようすが写し出されています。投稿者は安達太良山で星空を撮影していたということで、発生直後はものすごい揺れに襲われ、その後、下山しようとしたところ、道路が陥没しているのに気がついたということです。

JRによりますと福島県沖を震源とする地震の影響で東北新幹線は午前1時半現在、停電が発生している仙台駅と福島県の郡山駅との間で運転を見合わせています。また、この地震で宇都宮駅と大宮駅に停車していた下りの新幹線は安全が確認されため午前1時前に運転を再開しました。また、郡山駅に停車していた下りの新幹線は代行バスで乗客を輸送するということです。JRは引き続き被害状況について確認しています。

東京電力によりますと、13日夜の地震の影響で千葉県の北西部では市川市と船橋市の4万戸余りで停電が発生していましたが、午前2時9分までにすべて復旧したということです。

NHK職員撮影震度6弱を観測した福島県の郡山駅前の映像です。NHKの職員が、14日午前1時ごろに撮影しました。駅前の通りにある店舗の前に、大きな看板のようなものが歩道に落下している様子が確認できます。職員によりますと看板は横2.5メートル、縦1.5メートルほどの大きさで、地震の揺れで落下したとみられるということです。

福島県沖を震源とする大きな地震があり、福島県と宮城県で震度6強の揺れを観測したことを受けて、菅総理大臣は、14日未明、記者団に対し、今のところ大きな人的被害の報告はないとしたうえで、今後も人命第一に対応していく考えを示しました。

宮城県塩釜市は地震で被害が出るおそれがあるとして、13日午後11時31分、市内の全域に避難準備の情報を出しました。

菅義偉首相は１４日午前２時ごろ、福島県と宮城県で震度６強を観測した地震について「人的被害は確認中だが、今のところ大きな報告はない。人命第一に、今後ともしっかり対応していきたい」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。首相の発言は以下の通り。

震度5強を観測した福島県中島村のドラッグストア、「ウエルシア西白河中島店」の関係者によりますと、今回の地震で店の天井の一部が崩落したということです。

震度5強の揺れを観測した宮城県塩釜市で14日午前0時すぎに撮影された火災の映像です。集合住宅の最上階にある部屋の窓から火が出ている様子が写っています。

各原発の放射線量の測定状況です。

宮城県は午前1時から県庁で災害対策本部の会議を開き、この中で村井知事は被害状況の把握に全力を尽すよう指示しました。

最大震度６強を観測した福島県沖の地震発生を受けて１４日未明、気象庁の鎌谷紀子地震情報企画官が会見し、今回の地震について東日本大震災の余震とみられると発表した。震源の位置が震災の震源域近くで、これまで余震活動が活発だった領域にあたるため。

加藤勝信官房長官は１４日午前１時過ぎ、福島県と宮城県で震度６強を観測した地震が発生してから２回目の記者会見を首相官邸で行い、「１週間程度、震度６強程度の地震に注意していたただきたい」と呼びかけた。また、自衛隊の災害派遣について「被害情報の収集に全力で取り組んでいるところであり、都道府県からの要請があり次第、ただちに対応できるよう準備を進めている」と述べた。

福島県相双建設事務所によりますと、国道115号線は相馬市山上で落石のため通行止めになっているということです。この落石によるけが人はいないということです。また、県道74号線は相馬市の「上立切橋」で30センチほどの段差ができて通行止めになっているということです。

東京電力によりますと震度6弱の揺れを観測した福島県大熊町と双葉町にある福島第一原子力発電所では、外部からの電気の供給に問題はないということです。

JR東日本水戸支社によりますと午前1時20分現在、JR常磐線は茨城県の高萩駅と宮城県の岩沼駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、夜の間の運行は取りやめ、14日の始発からの運転再開に向けて安全確認を行っています。また、JR水郡線は茨城県の上小川駅と福島県の安積永盛駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、同じく夜の間の運行は取りやめ、始発からの運転再開に向けて安全確認を行っています。

福島県南相馬市小高区で書店を営んでいる作家の柳美里さんは自身のSNSで地震発生後の書店や自宅の様子を投稿しました。

震度6強など強い揺れがあった地域では、建物の被害や片づけに注意が必要です。

宮城県と福島県で１３日に震度６強の地震があった影響で、この地域などに生産拠点や店舗を置く企業は現場の状況の情報収集に追われた。

震度5強の揺れを観測した宮城県丸森町によりますと、今回の地震で町内で水道管の破裂が複数確認されているということです。また、おととし10月の台風19号で大きな被害が出た筆甫地区で複数の道路ののり面が崩れているという情報があるということです。

福島県相馬市の上空を飛行するNHKのヘリコプターから撮影された映像では、常磐自動車道の道路脇の斜面が崩れ、片側2車線の道路を上下線とも、完全に塞いでいます。現場の手前には、パトカーや消防車が止まっていて、懐中電灯を持った消防隊員らが被害の状況を確認しています。また、少し離れた場所では、複数のトラックや乗用車が、ハザードランプを点灯しながら停車している様子も確認できます。

気象庁は、ホームページで地震の震源や各地の震度などの防災気象情報を、14の言語で発信しています。

震度5強を観測した福島県矢吹町の役場によりますと、町内では停電や断水が発生しているほか、一部の道路が陥没しているという情報が寄せられているということです。